五千回の生死

トイレに市販の芳香剤を使うのが何となくイヤになって小さい線香の入れ物を買って置くことにした

線香の入れ物を置くために、無印良品の小棚の使ってないのがあったのを思い出しトイレの壁に取り付けた

予備のトイレットペーパー入れを一緒に棚においたけど、中途半端にスペースが余るので、文庫本を置いてみることにした

もう10年くらい読み物は電子で読むようになった
置いた文庫本10冊は随分昔に買ったもので
未読のものと既読のものがある
五千回の生死は短編集のタイトルで、その中の最初の「トマトの話」と「眉墨」しか読んでなかった
初めて読んだ当時、トマトの話は鮮烈な印象を残したし、眉墨は不思議な気持ちになる読後感だった

こうして再び手に取る機会が出来たので、やはり表題作は読んでおこうと、便座に座ってまずは、さわりの部分だけでも、と読み始めたら止まらず読みながらリビングまで来て一気読み終えた
しまった手を洗おう

内容は、主人公の誰にも話したことがなかった14年前の大学2年生の時の話で、映画にしたらロードムービーになるのだと思う、、、たぶん

今回、自分が読後いつも作品を読み解こうとしていたことに改めて気が付いた
「私はこの作品をこう感じた」として一つの読書を終える感じ

今日はその一歩手前で感覚を止めたいと思った
未消化のままにして、時々記憶から取り出して反芻したいと思った

「お前、なんでそれが判れへんのや?」

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